R2年度 事例Ⅳ 第2問 このややこしさって診断士に必要❓

令和2年度 事例Ⅳ 第2問

事例Ⅳの振り返り 第2弾 として、第2問について書いてみたいと思います。

解答振り返り

設問1

設問1は、いわゆる落としてはいけない問題だということは、設問文を読んだ瞬間に察知できたため、慎重に解いていきました。

一定の売上高を超えた場合に変動費率が変化するという、例年にない捻りが入ってはいましたが、内容を理解できないことはなく、計算も別に難しいわけでもないため、恐らく、問題自体が難化したのではなく、メンタルを揺さぶりにきただけ❗なんでしょうね。(何の意味があって誰が得をするのかわかりませんが)

なので、パニクらずに落ち着いて解くと心を落ち着かせて挑みました。

これは正解を拾えましたね。良かった☺️

それにしても、売上高を60百万円→78.75百万円にまで増やしてやっと損益トントンって、結構、増収策を頑張らないといけませんね😥

事例Ⅱで出てきたら、

  • ターゲットを絞ってメニューのラインアップ見直し
  • 地元イベントで試食会をしたりして本格派の肉と味を訴求
  • 会員カードでリピーター化
  • 懐石料理店や和食点、レストランと連携したキャンペーンの展開

とか、想像が膨らみますよね。

設問2

そして、そんな想像の具体的検討としての設問2

出会った瞬間にわかりましたよ❗今回最強の敵だということがっ❗

で、一旦後回しにしました。(この判断は自分でも極めてスピーディーにできたと思います。取り組みはじめてからヤバさに気づくタイプの問題ではなく、目があった瞬間にわかるヤバさが逆にありがたかったですね。)

で、他の問題をとりあえず終わらせてから再会

パッと見た感じ、とにかく、考慮すべき条件が多い

①のNPV

まずは、【①のNPV計算】

次期期首時点の意思決定なので、その時点のNPVね🎵

広告費は期首払いだから現在価値の計算上は前期末と同一視するってことね🎵

営業CFには広告料は含まれていないのね🎵

そして営業CFは税引き後ね🎵(えっ❗そしたら広告料の費用分の税効果も考えないといけないのか…。面倒くさいな…。と、思ったら、税率の指示ないやん‼️)

効果が出る確率が70%ね🎵効果が出たVerと出なかったverでNPV算出して加重平均するってわけね🎵

効果が出たら2年延長で出なかったら3年で打ちきりね🎵

それぞれの場合で資産処分価値が異なるわけね🎵

そして資産処分は期末ですね🎵

…はぁ。多っ‼️

1個1個は、まぁ難しくはないんだけど、これをノーミスで走りきるのは、結構しんどいんですけど😵

そして、途中で書きましたが、広告料の税効果はどうしたら良いの❓

  1. 税率指示がないから無視
  2. 無視して良いわけないからとりあえず30%で計算

で迷った挙げ句、さすがに勝手な数字を使うのはどうかと考え、Aを選択。

っで、頑張って計算したわけですが、どうやら計算ミスしてると…。(ちなみに、私の事例Ⅳ再現答案はこちら❗)

考え方は合っていたはずで、試験後に同じ考え方で再度計算し直してみると、有名予備校の計算結果と同じになりました❗

…。

やっぱり、ノーミスでは走りきれませんでした❗

計算過程記述式のため、部分点がどれだけ入るかですね😔

②のNPV

そして、【②のNPV】

改装費の支払いは期首ね🎵

営業CFに税引後かどうかの注記がないぞ?

減価償却費は営業CFに反映され済みなのか?

また、加重平均ね🎵

最初の年度は半額っと🎵

なんか、なんのためにわざわざややこしくしているんでしょうね😤

営業CFという以上は減価償却費は反映済みと考え、税効果も特に考慮しなくて良いか。と割りきり(資産処分の売却益も、CFベースの金額が書かれているだけだから、まぁ、税金も考慮した後の話やろな、と。)、計算作業を駆け抜けました。

これは、合ってたっぽいです😃良かった😅

で、(c)欄は、NPVが一番高い①が正解っと🎵

いやぁ、正直に言って、ややこしい設定で計算ミスを誘ってくるくせに、税効果の設定とか不十分ちゃいます⁉️と突っ込みたくなる問題でしたね。

どういう考え方で計算するべきかの基本が理解できているかを問いたいのでしょうが、例えば②で初年度のCFだけ半額とか その設定要るか⁉️と。

疲れた というのが感想です。

いよいよ、あと2週間足らずで二次試験結果がわかりますね❗

ドキドキします‼️

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