口述試験に向けて❗

口述試験、近し❗

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。

中小企業診断士試験の攻略法について、【中小企業診断士試験の攻略法】にまとめていますので、是非そちらもご参照ください。

さて、口述試験案内が届きました。

口述試験対策

口述試験対策に追われておりますが、ナメてましたね

とりあえず事例Ⅳまで復習が終わったところですが、一次試験の知識を呼び起こさないと答えられなさそうな想定問答が多くて、一通り勉強し直すぐらいの感じです。

ですが、楽しいと感じられる内容です。

一次試験の勉強の時より明らかに理解が深まっている感じがします。

想定問答集は、ネット上で無料でダウンロードできるいくつかの有名予備校さんのものを拝借しています。(ホントに仏のような予備校さんですね😄)

このブログで、解答を振り返ってきたことが、事例企業の記憶を繋ぎとめるうえで役にも立っています😃

ただ、改めて与件文を詳細に読んでみると、これまで気づいてなかった視点がいっぱい出てきますね😅

A社の振り返り

A社は、飛騨高山の船坂酒造さんであるという専らの噂で、ホームページとかみてみると正にドンズバな感じがしますが、改めて、ビジョンを持って買収されたのだなあ ということや、後を継ぐべき若社長経営者としての優秀さ、人事制度を変革していこうという「今」の緊張感(だって納得感の低い制度になって従業員からそっぽを向かれたら今までの変革と成長の流れが完全に変わりますからね)、これからの成長戦略をどう描くか(国内市場で若い女性層などにリーチできる製品開発か、海外向けのブランドを構築して攻めていくのか)、そしてコロナ禍をまずはどう乗りきるのか❗といった、課題が山ほどありますよね。

これこそが企業経営なんだなぁと、本物の世界を垣間見た心持ちに。

B社の振り返り

B社は、どこかの南の島ですよね。

某有名予備校さんがインタビューに行かれてましたが、動画をみてもなんという会社かまではわかりませんでした。

ただ、社長の、島を盛り上げたい❗という気持ちは痛いほど伝わってきましたし、広告宣伝費に莫大なコストをかけられない中小企業が、大手Z社の広告効果で島とハーブの知名度とイメージが上がっている今を逃さずに、ユーザー参加型のマーケティングをあの手この手で展開し、大企業の事情に左右されない堂々たる自社ブランド構築に向けて進んでいる緊張感と高揚感がビシビシと伝わってきます。

ここでも、やっぱりコロナをどう乗りきるか がまずは第一ですよね。

と、この2社は比較的イメージが固まってきました。

C社の振り返り

C社も、技術力が高くて、設計から据付けまで一貫して対応できる体制があることを武器に、モニュメントで成長を図っていくという現状の課題と戦略の方向性はしっかりイメージできるのですが、どうやって加工対象の大型化に対応していくかということがイマイチ見えませんね。

だって、建物の制約で7mまでしか製作できないんですよね。

屋根と開口部を拡大するのって、結構な金額が要りそうな気がするし、かといって7mまでしか対応しませんよっていうのもモニュメントに狙いを定めながら逸注ありきの戦略っていうのも違和感ありますしね。正直、ここはイメージできてません。

口述で問われたら、とりあえず、
固定式レイアウトへの変更とかを検討するべきと考えます
って答えようかな と思っているところです。

あと、モニュメントに本腰を居れていくのなら、据付け工事を内製化するのも有効性が高そうだな と思いました。

D社の振り返り

D社もねぇ…。なんで飲食業やるかなぁって、やっぱりわかりませんね。

何のシナジーも無さそうだし、ただの無関連多角化ですよね。

そういう時って、何らかの経営資源のスラックなりがあったり、本業が縮小しててこのまま座していては死を待つのみっていうような事情なり理由がありそうなもんですが、利益の留保もうっすいし、別に戸建住宅事業は順調でリフォーム事業への進出が検討されてる状況だし、わざわざノウハウを持っていない新事業に飛び込んでいく理由がないんですよね。

(たぶん)飲食業の運転資金のために短期借入して短期安全性がかなり低くなってしまってるし、収益性だって、住宅事業でサービス過剰でコストかかってるというものの、セグメント毎の業績をみてみたら、戸建住宅事業の売上高営業利益率って3.37%で、同業他社の3.95%と比べてもそんなに遜色ないんですよね。何のために飲食業やってるんだろう。

さらに、ステーキ店の身の振り方を考えてますが、第2問の設問文から、ステーキ店の営業損失って7百万円だけなんですよね。飲食業全体で営業損失23百万円で、赤字なのはステーキ店とファミリー向けレストランのみなんだったら、少なくともレストランで2千数百万円の赤字が出てるわけで、そっちの方が問題なんちゃうの?と思ってしまいますしね。設定がよくわからん…😰

ま、E社をうまいこと取り込んでリフォームを頑張っていって、業績評価はROIだけじゃなくて、利益額にも目を向けて残余利益なんかも指標に盛り込みつつ、適正な事業評価と経営資源の配分をしていきましょうってことですかね。

あとは体調管理

ふぅ。

泣いても笑っても、あと、3日で口述です。

今年は、入り口で37.5度あったら即アウトみたいで…。

怖っ((( ;゚Д゚)))

体調管理に万全を期して参ります❗

気に入っていただけましたら、ポチっとしていただけるとうれしいです😄



コメント

このブログの人気の投稿

リース会計を攻略しよう❗

SBGの利益とトヨタの利益は全くの別モノ⁉️

R2年度 事例Ⅱ 第4問の爽やかさよ❗