中小企業診断士 二次口述試験、受けてきました❗

口述試験を受けてきました

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。

中小企業診断士試験の攻略法について、【中小企業診断士試験の攻略法】にまとめていますので、是非そちらもご参照ください。

今回は、私の口述試験体験記について、赤裸々にご紹介したいと思います。

当日の一連

会場入り~呼び込みまで

かなり早く会場近辺に着いたので、とりあえず最寄りの古い喫茶店に。
これまでの先輩方のブログなどで、喫茶店は口述試験待ちの受験生でいっぱいと聞いていましたが、
誰もおらず
結局、落ち着かずに10分程度でコーヒーを飲み終わり、開始時間の1時間以上前に会場入り。

一番怖かった検温検査無事通過し、
大きな待合室で自分の班に与えられた席に座って、自分用メモの最終チェックにいそしむことで
落ち着きを取り戻す作戦を開始しました。

試験の順番が来れば、待合室に係の方が来て、
「第○班の受験番号○○番の方」と呼び、
受験生が係の方に連れられて部屋を出ていく
というシステムでした。

待合室の中でも、次に呼ばれる番の受験生は、入り口近くの指定の席に移動させられて呼び出しを待つ というしくみです。

口述試験本番❗

そしていよいよ、私の番に。

呼ばれて部屋を出ると、係の人が
「番号と氏名を」
と仰るので、受験票をサッと見せると、
(いや、だからぁ)
みたいな感じでストップされたので、
(あ、口で言えってことね。)
と気付き
「あ、○○です。」
と答えます。

軽くパニクります。

そして、エレベーターで階を移動。
この時、もう一組(受験生&係の方)と同じエレベーターになり、
(あ、二次筆記試験の会場で見たことある顔。)
と思いながら、全員無言のままそれぞれの試験室に。
係の方に促されて、ノックしてから入室。
なぜか、(荷物は右に置く)と思いこんでおり、
入室直後に左側に『荷物』という貼り紙があるのを思いっきり見ながら体は右に動き、試験官の方に
「あ、荷物はこっちで。」
と言われる。
これで、パニックを通り越してなぜか落ち着く
で、いよいよ試験開始です。

試験官は2名で、左側の方が試験の説明を。
「まず最初に、お名前と生年月日を仰ってください。生年月日の生年については、西暦ではなく和暦でお願いします。」
と言われ、そのとおりにします。
「では、二次筆記試験の事例のA社からD社についていくつか質問をしますので、あなたは中小企業診断士としてお答えください。質問内容をよく聞いて、落ち着いて答えてください。
と言われ、
(落ち着いて、とかゆってくれるんや。)
と軽い感動を。
そして、遂に本題に入ります。
※ここから先、記憶が曖昧な箇所もありますが、だいたいこんな感じだったという程度で試験直後にメモった内容を基にお送りします。

【第1問】

〈右の試験官〉

A社は同族の企業グループな訳ですが、同族企業であることのデメリットをお答えください。

〈私〉

(よし、わかるっ。わかるぞっ❗)はい。同族企業であることのデメリットですが、経営者が強い立場で経営できる状態ですので、それはメリットでもあるんですが、例えば同族の人しか役員になれなかったり、今回のA社でも、A社長のおじいさまの経験と勘による人事管理が行われているということですが、このような恣意的で不透明な人事が行われることがデメリットのひとつかと思います。
(うわぁー。まとまった話し方ができない😵ヤバい❗)

(ここで試験官の方がもこすごく頷いてくれる)
(前言撤回。手応えアリ)
また、これもメリットの裏返しになりますが、今回のA社もA社長のおじいさまの後継者が孫のA社長ということで、後継者が予め決まっているために長期的に計画して事業を承継できるというメリットがある一方で、適正のない人が経営者になってしまって業績が低下するリスクがあることがデメリットであるかと思っております。

〈右の試験官〉

従業員からみたときにどのようなデメリットがありますか?

〈私〉

…、やはり、同期入社でも同族の人が先に昇進していくなどが起こるため、
(えっ❓自分でも何ゆってんのかよくわからんぞ⁉️)
従業員のモラールとモチベーションが低下することや、組織として閉塞感が生じることが問題として考えられるかと思います。

(試験官の方がここでもめっちゃ頷いてくれる)
(あれっ。いけてるっぽいぞ?)

【第2問】

〈右の試験官〉

A社は非正規社員の離職率が低いのですが、どういう理由があると思いますか?

〈私〉

はい。まずは、A社の賃金が同業に比べて高いということですので、単純に賃金面での不満がないということが要因のひとつであると思います。また、A社は、学生や主婦、外国人の方を雇用されていますが、こうした様々な方のライフスタイルに合わせた柔軟なシフト対応などを行っているために離職率が低いということもあるかと思います。そして、そうした多様な視点を持った従業員からの提案について経営者としてもそれをよく聞き採用していることによってやりがいが高いといったこともあるかと思います。
(ふぅ😵💨)

【第3問】

〈左の試験官〉

C社は建築用金属製品について、メーカーの下請け企業であるわけですが、下請け企業であることによってどのような問題が生じると思いますか?

〈私〉

はい。C社は金属製品メーカーから個別受注しているわけですが、どれだけの販路を確保できているかによりますが、例えば特定の発注者への依存度が高い場合などでは、発注者への交渉力が低くなってしまうといった問題があるかと思います。
(うわっ❗短っ‼️でもこれ以上思い付かん‼️)

〈左の試験官〉

業績面ではどうですか?

〈私〉

(これがあの有名な助け船か😂すぐに飛び乗ろう)
はい。交渉力が弱くなってしまうと、買い叩かれて利益率が下がってしまったり、無理な短納期の依頼に応える必要が生じて生産現場に過度な負荷がかかったりやむを得ず外注を活用することでコストが上がってしまったりといった形で業績に悪影響を及ぼす可能性があるかと思います。
(うーん😔回答が伸びない。)

【第4問】

〈左の試験官〉

C社の生産は個別受注生産なわけですが、生産管理面でどのような点に留意すべきですか?

〈私〉

はい。個別受注生産ですので、注文を受けてからの生産になりますし、生産リードタイム分は当然に顧客を待たせることになります。また、繰り返し受注生産と異なり、受注の都度設計を行う必要がありそのための作業や時間も要しますので、適切な納期見積りが重要であり、そのためにも工数見積りの精度をあげる必要があるかと思います。
(えっと、何聞かれてるんやったけ?あ、そうそう。生産管理。)
そのうえで、工数を踏まえた生産計画を立てて、生産計画通りに生産できるように生産統制をしっかり行って、顧客への納期を確実に守っていくように、生産管理を精度高く行っていく必要があるかと思います。
(いけたかな?)

(試験官、全く頷かず)
(…) 

〈左の試験官〉

例えば現場で生産性を向上させるために何か助言はありますか?

〈私〉

(あれっ?生産管理面の質問やったやんな?もしかして第5問ってことか?)
はい。C社は個別受注であり、繰り返し受注のように同じものを生産するわけではないですが、やはり、モニュメントや建築用金属製品ということで、共通するところはあるかと思いますので、そういった作業について、C社には少なくとも各班の班長として4名の熟練作業員がいるので、そういった方の作業を基に、最適な作業の標準を定め、現状では暗黙知であるそれらをマニュアル化して形式知化し、OJT等によって班員に教育訓練していくことによって全体の技術レベルを底上げし、これによって生産性を向上させることができるかと思います。

(とりあえず頷いてくれる)
(…後半手応え薄かったな。)

「以上で口述試験を終了します。」
的なこと言われたと思いますが、あまり記憶が定かでありません。
とりあえず恭しく礼を申し上げて退出。
すると、係の方がエレベーターで1階まで送ってくれました。
受付や会場に戻るような動きをする人がいたら混乱するからですね。きっと。
ビルから出た時の青空が美しかったこと❗❗

感触と感想

思っていたよりテンパりましたが、
黙ってしまう事態はとりあえず避けられたのと、
(若干質問趣旨を見失ったところはありましたが)
関係ありそうな内容を答えられたので、落ちてることはないかな、と。
でも、この微妙な感触のまま年を越すのですね。
はぁ。😵💨

以上、私の口述体験記でした😅

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