予備校 or 独学 どっちが良いの?
独学か予備校か
いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
中小企業診断士試験の攻略法について、【中小企業診断士試験の攻略法】にまとめていますので、是非そちらもご参照ください。
本日は、中小企業診断士を目指すにあたって、予備校に通うべきか、独学でも良いか と迷っておられる方に向けて、私の意見を述べたいと思いますので、参考程度に読んでいただければ と思います。😃
独学と予備校の比較
独学でも合格はできる
私は、先日の記事でも触れたとおり、独学の道を選び、とりあえず合格できました。
その経験を踏まえての意見ですので、「独学で行きたいなら全然いけますよ❗」というポジションからの発言になりますが、診断士を目指しはじめてから二次試験までの約10ヶ月間、独学であることに不安を感じたのは、主に、
- 「情報不足なんじゃないか?」
- 「予備校通いの人は何かものすごい近道になるような情報を与えられていて、独学者に対するアドバンテージを持っているのではないか。」
- 「試験中のノウハウや技術について、予備校通いの人は、独学者が把握できない門外秘のような秘伝の技を持っていて、 独学者はかなり不利になるのではないか?」
といったものでした。
しかし、いろいろやってみて感じたことは、
「合格のための決定打になるような情報が予備校に行かないと入手できないということはない。」
ということです。
まず、ネット上の情報と、各予備校から出版されているテキストで、合格に必要な知識やノウハウはほぼ全て手に入ります。
(もっと極端に一般のビジネス書だけで知識を網羅しようと挑戦すると痛い目を見ることは、私が実証済ですのでやめましょう。専門テキストは必須です。)
中小企業診断士試験で問われる知識は、幅広いがために苦戦することはあっても、膝詰めで専門家の話を直接聞かないと理解できないというようなものはまずありません。テキストを読んで無料動画を観れば事足りる内容ばかりです。
以上より、まずは誰にでも
- 独学で突っ走る
- 予備校に通う
のいずれの選択肢もある ということは言えると思います。
そうなると、それぞれのメリット·デメリットを考慮して決めることになるかと思いますが、私がやってみた上で感じたことは以下のとおりです。
(予備校通いは経験していないので、私のメリデメ評価には自ずから限界がありますが、それでも少しはご参考になるかな と思います)
予備校のメリット·デメリット
まずは予備校についてです。ここについては、多分に私の勝手な想像が含まれますが
【メリット】
- 講師に質問できる(質問しやすさは学校によるでしょうけど)
- 試験対策のプロから自分用にカスタマイズされた助言を得られる(これも学校によるでしょうし、カスタマイズにも限界はあると思います。)
- 受験生仲間ができる
- 講師や先輩とのコネができて合格後の活動にプラスになる
- 必要な情報一式が放っておいても入ってくる
- 特に二次試験対策で良質な事例問題が入手できる
- 半強制的な勉強時間ができるため、モチベーションや勉強リズムの維持が容易
あたりでしょうか。
一方で、
【デメリット】
- 費用がかかる
- 時間の自由度が低く、決まった時間がとられる
- 自分に本当に必要な濃淡で勉強できない(予備校の授業の進行にある程度合わせなければならない)
があるかと思います。
独学のメリット·デメリット
こちらは自らの経験から、自信をもって言えます。
【メリット】
- 自分のペースで勉強できる
- 安い
- 時間が自由
【デメリット】
- 自分でモチベーションと勉強リズムを維持する必要がある
- つながりができない
- 放っておくと情報弱者になる
- 特に二次試験対策で過去問をやり尽くしてしまうと事例問題欠乏症になる
などです。というか、完全に予備校メリデメの裏返しですね😅
予備校 VS 独学
さて、以上を見てみると、予備校のメリットの大半は、
「楽に試験対策したい😋」という方向けの項目なのではないでしょうか。
少なくとも、予備校にいかないと絶対に手に入らないものは、受験生仲間や先輩·講師とのつながりぐらいではないでしょうか。
(それがどの程度の威力を発揮するのかはそうしたコネを持っていない現在の私にはわかりません。)
もちろん、「楽をしたい」は判断の根拠として十分なものですから予備校という選択肢はやはり魅力的なのですが、費用がかかる という絶対的なデメリットがあります。
そして、私の経験はまさにそうだったのですが、中小企業診断士の勉強は、一次対策·二次対策ともにとても楽しいものでした。
(そうじゃない局面もありましたが…😅)なので、自分のペースで、自分の興味や知りたいという願望に従って、そして、自分の強みと弱みを踏まえてその時に学ぶ内容と順番を自由に決められるというのは、独学ならではの巨大なメリットでした。
予備校通いだと、決められた時間、わかりきってる事柄の説明をきいたり、自分が今一番知りたい·学びたい事柄以外の説明をきいたり、といったことに貴重なゴールデンタイムを費やすわけで、しかそのためにそれなりの出費も伴っているわけで、これは結構なストレスとデメリットではないかと思うのです。
なので、診断士試験内容の全体像をまず確認した段階で、面白そう❗理解したい❗と強く思えた方は、
「予備校は必須ではない。ネットと書籍で必要な情報は十分手に入る。」
という認識を持って判断されることをお薦めしたいです。
(自己責任で😅)
特に、一次対策は本を読めばわかる内容ばかりですし、解き方のコツとかもそれほど重要ではない(二次試験では解き方や時間の使い方はそれなりに重要です)ので、自分の興味を燃料にして進められそうな方は特に一次試験対策に関しては独学でも十分ではないかと思います😃
まとめ
以上、独学と予備校の比較について考察してみました。結局、
が主な判断ポイントになるのではないかと思います。
以上、昨年の私のように、独学の道をとりあえず選んだけど、もしかしたら甘すぎるんじゃないか?と疑心暗鬼になりそうな方に向けて
「安心してください❗はいてますよ」
と伝えたい一心での発信でした❗
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