安全性指標の覚え方(運営管理)【論点掘り下げ】
安全性に関する指数(運営管理)
いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
中小企業診断士試験の攻略法について、【中小企業診断士試験の攻略法】にまとめていますので、是非そちらもご参照ください。
本日は、中小企業診断士一次試験の運営管理に関する個別論点として、安全性指標の意味と覚え方について、お話できればと思います。
安全性指標
あくまでも、私なりの超個人的な(だからちょっと恥ずかしくもある)覚え方ですので、あらかじめご了承くださいね😅
私のように、製造業に従事していなくて、製造現場に触れる機会のない人間にとって、一次試験科目科目である運営管理のうち生産管理という項目は、とっつきにくいものです。
QCDを皮切りに、それはそれはいろんな概念が出てくるし、その都度覚えることが多いんですよね。(QC7つ道具を頑張って覚えたと思ったら、【新QC7つ道具】とかが出てくるし…。)
なので、あくまで試験用の小手先対策になってしまいますが、内容の本質的理解を回避して手っ取り早く覚えるための「覚え方」を編み出したりすることになってしまいました。
同じような人もきっと(たくさん)いますよね。今回は、数ある暗記もののうち、テキストでサラっと触れるだけの内容のくせに、地味に過去問にも出ている、安全性に関する指標について、私なりの対策法をご紹介したいと思います。試験勉強の箸休め的な感じで、軽く読んでいただけたらと思います😃
度数率
まずは度数率からいきましょう☀️
度数率の意味は❓
度数率というのは、「労働時間100万時間当たりに発生する死傷者数」です。
と、言われてすぐに「そうか😃」と覚えられるなら苦労しませんよね。
理解と覚え方
この指標は、とにかく労働災害を起こすな❗という指標ですね。いや、そら他も全部そうなんですけど、次に出てくる強度率との対比でいうと、度数率は、災害の重さにはこだわらず、とにかく「災害が何件あったのか?」だけに着目してるわけです。
変な言い方ですが、比較的軽微な事故が2件生じるよりも、ものすごく重大な事故が1件生じた方が、指標としては良い結果が出てしまうのです。
そんな指標がわかったところで『どうする』→『どーすー』→『度数』…。☹️
はい。本当にこうやって覚えました。
(あくまで覚え方ですよ💦本当はこの指標にもちゃんとした意義があるのはわかってるんですよ😅)
そして、次の強度率との間で、100万時間当たりなのか千時間当たりなのかも覚えにくいところなのですが、度数率の方が対象事象のカウント数が小さくなるのがわかりますよね。どんなに重大なインシデントでも1件だったら「1」ですから。だから、有意な値で取り扱おうとすると、千時間当たりではなく、100万時間当たりにする方が良い。という風に覚えましょう☺️
強度率
次に強度率です。
強度率の意味は❓
強度率は、「労働時間千時間当たりに発生する労働損失日数」です。
理解と覚え方
この指標は、インシデントの件数だけでなく、その内容の重大さにも着目したものです。同じ1件でも、数日で職場復帰できるようなものよりも、数ヶ月~年単位かかるものの方が、この指標は悪くなります。
なので、製造部門の長にとってもものすごく気になる指標のはずで、「今日はどうだった?」と気にするんでしょうね。『今日どう❓』→『強度』…。はい(2回目)。
何でも良いんですよ。覚えられれば。
先程の度数率の覚え方の欄でも述べましたが、強度率の対象の計測は、度数率のそれよりも大きくなります。だから、千時間当たりで考えるんですね。
年千人率
最後に年千人率です。
年千人率の意味は?
これは、「労働者千人あたりの年間の死傷者数」を算出する指標です。
理解と覚え方
これは、上の2つと違って、名前が直接的に内容を表しているので、特に苦労せずに覚えられました。なので、覚え方の技は特に考案しておりません。
まとめ
と、いうことで、私が苦戦した安全性指標の覚え方について、超個人的な紹介をさせていただきました。
- 度数率
- 重大インシデントでも1件カウントだから、百万時間当たりにしておかないと指標の数字が小さくみえてしまうもの。そんな数字がわかって『どうする(度数)❓』
- 強度率
- 重大インシデントでは何日分も労働損失日数をカウントすることになる。だから千時間当たりでもそれなりの数字になる。製造部門長も気になる指標。『今日どう(強度)❓』
- 年千人率
- 名前のまんま。
ということで、皆様の参考になれば、せめて箸休めになれば 幸いです😊
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