R2年度 事例Ⅰ 第3問 直販って何?
令和2年度 事例Ⅰ 第3問
令和2年度の事例Ⅰの第3問。
まあまあ悩みました。
解答振り返り
設問で聞かれていること、答えないといけないことは明確です。営業担当者にどのような能力を伸ばさせたか です。悩んだのは、その手前、何にあたって必要な能力かの部分で、「直販方式を取り入れて売上伸長させた」というところです。
「直販」の解釈
以下、当日の私の混乱ぶりを再現いたします。
- 直販って何だろう。流通業者を通さずに、営業部隊が直接最終消費者に売るってことか?直営店で販売ってことか?日本酒バーは違うよな。
- でも、与件や設問文ではルートセールスと対比されて書かれている。固定的な顧客だけを回るのではなく、新規顧客を開拓するという程度の意味で捉えておいたら良いか。
- いや、こういう制約条件を外すと大ケガしかねない。やっぱりちゃんと考えよう。
この1~3を何度もループした挙げ句、最終的に2.でストップし、とりあえず答案を埋めました。(私の再現答案(事例Ⅰ)はこちら‼️)
今、思うと
で、今考えると、何も最終消費者への販売だけが直販ではなさそうですね。
例えば、レストランや飲食店への売り込みなんかであれば、卸を通さない直販と言え、これまで回っていなかったこれらの相手先を新規に開拓するということであれば、与件文や設問文の表現にも合致しそうな気が…。
そういった理解で外していないのであれば、2.で手を打ったことも結果的にそんなに悪手ではなかったような気がしますね。
当日は、直販のイメージを明確に持てないまま答えたので、
- (もし)直営店だったらニーズ把握がポイントだよね。
- (もし)最終消費者への売り込みだったら、提案力が大事だよね。
- (何にせよ)執行役員が杜氏や蔵人との橋渡し役って書いてるし、そういう能力を部下も持つべきだよね。
- (何にせよ)関係構築とコミュニケーションは必須だよね。
的な感じで「~力」で表現できそうな単語を書き出して、回答埋めました。
でも、説明文と「~力」の関係が論理的に飛躍していたり、結局「~力」の単語を思い付かずに「製品開発に反映させる能力」って書いてみたり、いろいろデキが悪いですね。事例Ⅰの中で、一番恥ずかしい回答です。
割り切りの大切さ
ただ、意味解釈にこだわりすぎて時間を浪費する という事態は回避できたかなと思います。
ことが大事なんだ。そして自分としては、最低限それはできたのだ と、モヤモヤしながら自分を慰めております。
いやぁ、合否がわかるまでって、こんなに不安定な気分なんですね。
私がどんな過ごし方をしているかというと、試験後は読書にはまっております。
どんな本を読んでいるかは、またの機会にご紹介したいと思います。
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